ストレスがうつの原因に
ストレスが多いほどうつになりやすいと言われますが、実は誰でもうつになる可能性があるのです。そして男性よりも女性のほうがうつが多いと言われます。更年期うつや産後うつなど女性特有のうつがあるからです。
憂鬱な状態が2週間以上続いているならうつ病の可能性があります。うつ病は脳の伝達物質の異常で起きます。
ストレスなどでセロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミンの3つの神経伝達物質が減少し、脳の機能に異常が現れ、うつ病になります。
うつを治すには休養とくすりによる治療がなされます。しかし抗うつ剤には副作用があるため、抵抗がある人もいるでしょう。
そこでうつを改善するため食事を見直してみてはどうでしょうか。上記3つの神経伝達物質の原料はアミノ酸です。アミノ酸はたんぱく質が分解されたものなので、質の良いたんぱく質を取ればいいのです。
それは納豆や豆腐などの大豆製品、牛乳やチーズ、鶏肉や魚に含まれます。
果物でいいのはバナナです。バナナにはセロトニンの原料であるトリプトファンという物質が豊富に含まれています。トリプトファンを含むものにはナッツ類や卵黄もあります。
そのほかマグネシウムやビタミンB群も摂取しましょう。マグネシウムは野菜や魚介類、海藻類に多く、ビタミンB群は、胚芽米や玄米、豚肉、レバー、ウナギ、魚などに含まれます。
大事なのはバランスのとれた食事を取ることです。